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チャングンソクの入隊発表と双極性障害の告白に寄せて

記事がでましたね。

 

【公式】俳優チャン・グンソク、16日入隊へ…"躁うつ病"判定により社会服務要員として | K-POP、韓国エンタメニュース、取材レポートならコレポ!

 

"16日に入隊"俳優チャン・グンソク、直筆の手紙でファンにあいさつ | K-POP、韓国エンタメニュース、取材レポートならコレポ!

 

チャン・グンソクは兵務庁の身体検査で「双極性障害躁うつ病)」を理由に4級兵役判定を受け、来る7月16日に入所後、兵役の義務を果たすことになりました。これにより、社会服務要員として2年間、代替服務する予定です。

 

私は2010年から2016年末までグンちゃんの熱心なうなぎ(グンソクファンの呼称)だったので、今日の発表を受けて長いポエムを残しておきます。

 

私、子供の頃から芸能・エンタメ大好きで、いろんな芸能人や番組の分析したり、そのままハマったりして、こういう経験を活かして仕事もしてるんだけど、チャングンソクみたいな人は本当にいないです。

グンちゃんは演技も歌もトークもうまくできる芸能人なんだけど、それまでの韓流スターとはまったく違っておちゃめで人間味のある性格を惜しげもなく世間に見せてくれる人です。

SNSの使い方やコミュニティ運営も抜群にうまくて、日本のネット上のインフルエンサーが今やっていることのさらに熱狂的なことをグンちゃんは2011年くらいからやっていましたね。

 

チャン・グンソクは2011年、大学病院で初めて「双極性障害」の診断を受けました。 

 2011年といえば、、、

日本では3月11日に東日本大震災が起こりましたね。

この年24歳だったグンちゃんはここ日本で大ブレイクを果たしました。

サントリー『ソウルマッコリ』のCMに起用され話題を呼び、

フジテレビでグンちゃん主演のドラマが立て続けに放送され、

4月には『Let Me Cry』で歌手デビュー、オリコンでの海外歌手のデビュー作初登場首位はソロ、グループ通じてこれが初でした。

10月には全国アリーナツアー、

11月にはなんと東京ドームで単独公演まで。

日本で第2次韓国ブームと呼ばれる渦の中心にチャングンソクがいました。

当時震災で落ち込んだ日本人の心を温めてくれました。

 

そんな絶頂の2011年に人知れず双極性障害の診断を受けていたとは。

…でもなんだかわかる気がします。

コンサートのメイキングDVDを見て感じたことですが、

彼はステージ上じゃなくてもカメラが回っている前では“ON”なんですよね。

いつも何かしらイタズラをしたり、スタッフと話したり、ひとりで踊ったり。

編集されているとはいえ、こんなに裏側の時間までお茶の間の皆さんのために何かしてくれるのか…と驚きました。

変な人。子供みたいに何をしでかすかわからない目が離せない人。

 

光があれば影がある。

彼はまぎれもなく“スター”です。

自然と人の輪の中心になり、いるだけでその場が明るくなる人です。

好きでも嫌いでも関心がなくても、“みんなに名前を知られている”というのはものすごいことなんです。

どこの分野でも、うまい人、才能のある人、きれいな人、優しい人はいて、それらは努力の積み重ねでなれる可能性があるけれど、“スター”だけはなりたくてなれるものではないのです。

 

双極性障害をここで影と称するかためらいました。

でも影は悪いことばかりではないんですよね。

病気もグンちゃんの一部。つまり愛される一部。

先日友人が私にこんな言葉をくれました。

「人は弱さを好きになる」

とても心が楽になれました。

弱さは魅力なんですね。弱さを出していいんです。

実際に弱さを出してみたらすぐに周りの優しさを感じました。

 

いつも人を楽しませているグンちゃん。

服務期間中は時間に余裕ができるから、どうか自分自身を楽にしてあげてほしいなと思います。

2020年の7月、復帰したグンちゃんに今からとても興味があります。

 

<今日の一曲>


チャン・グンソク - Voyage

ファンとグンちゃんのことを歌ったかわいい作品です。