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音楽とか日常生活で感じたことを書きます

宇多田ヒカルのデジタルチケット

明日行く宇多田ヒカルのコンサートチケット。

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デジタルチケットはスマホ画面にQRコード大きく出ているのしか見たことなかったんだけど、

このチケットは星が動いてるの。

これぞデジタルチケットって感じだね。

 

今回はチケットを手に入れるまで、印象的な“仕組み”があった

初めてのこともあってTwitterでファン同士が情報を共有&検索してた。

 

顔認証システム

転売撲滅に対する徹底的な仕組み。

ダフ屋は手を出せないのでは。

顔写真提出しなければならず、ちょっと大変だった。

審査で2回NGが出て3回目でOKもらえた。

 

1回目は完全なるすっぴん→NG

2回目はしっかりメイク→NG

3回目は取れかけた化粧→OK!!

 

NG項目がたくさんあるのだ。

コンサートに顔認証システムで入場するのは初めて。

 

チケットマッチングシステム

公式サイト内で定価で譲渡⇔購入ができます(受付期間限定)。

デジタルチケットって数年前は行けなくなったらそこで終了だったなぁ(Kポ界隈でおなじみのチケ墓のこと)。

 

託児サービス

託児って!子供がいる人は確かにコンサート行くにも考えることが多いはず。

さすが子育て真っ最中のヒカルママ・・・!

抽選ではあるもののこういう配慮っていいな。

 

手数料が安い

今までは本当に面倒だったんだなぁ。

チケットはチケットぴあで買って、同行者が行けなくなったからチケトレでマッチングして、発券するときはセブンイレブンで…

かさむ手数料。一人当たりプラス1,000円くらいになりませんか!?

今回はクレジット払い選択で、シンプルにこれだけでした↓ 

システム利用料 : 324円(消費税込) 一人当たり

 

グッズ事前決済

グッズのためだけに延々と並ばなくてよい。

事前にサイトから予約と決済をして、当日に会場でQRコード見せて受け取り。

もしくは通販。

 

これらのサービスを、公式サイト『hikaruutada20thチケット』の中で完結しておこなっていたのが特徴的。

 

宇多田ヒカル(とその運営)は

・チケット買い占めや不当な価格での転売をなくしたいと思っている

・チケット代に差をつけたくないと思っている

・自分のファンにチケットが行きわたればいいと思っている

・子どもがいるファンを応援している

 

転売を反対するアーティストはとても多いけど(こんなのもあるけど)、

声明だけを出すよりも、

自ら仕組みで以って存在証明するほうがアーティスティックでかっこいいと思うな。

 

ちなみにこのチケット周りを任されているのは株式会社テイパーズだそうです。初耳。

 

やっとコンサートでのデジタルサービスがここまできた。

音楽業界がんばってほしい。

他のアーティストでもこんな風にしてほしい。何をするにも並ばなきゃいけないから。

予算の問題なのかな。

外国では、特に中国のコンサートはどんな仕組みなんだろう?

 

宇多田ヒカル12年ぶりのライブツアーは今日11月6日からスタート。

ツアータイトルは『Laughter in The Dark』

もうめちゃくちゃ楽しみです!

音楽の話はまた今度。

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